お知らせ
令和7年度 福岡市帯状疱疹予防接種のお知らせ
お知らせ2025.04.10
帯状疱疹の予防接種を開始します。また、助成金制度も実施しております。
■ 予防接種について
- 帯状疱疹の発症および重症化を防ぐ効果があります
- ワクチンの種類によって、接種方法・回数・効果・副反応が異なります
- 接種の際は、医師と相談し、自身の健康状態に合わせて選択してください
■ 各ワクチンの特徴
特徴 | 生ワクチン | 組換えワクチン |
---|---|---|
商品名 | 乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン) | シングリックス |
接種方法 | 皮下注射×1回 | 筋肉注射×2回(2か月以上の間隔) |
接種不可の例 | 免疫機能が低下している方 | 血小板減少症・抗凝固療法中などの方に注意 |
■ ワクチンの効果
効果内容 | 生ワクチン | 組換えワクチン |
---|---|---|
接種1年後の発症予防効果 | 約60% | 約90%以上 |
接種5~10年後の効果 | 約40% | 約90%維持(10年後) |
神経痛の予防(接種3年後) | 約60% | 約90%以上 |
■ 主な副反応
- 注射部位の痛み、赤み、かゆみ、腫れ
- 発熱、胃腸症状、筋肉痛、倦怠感など
- 稀に以下のような重篤な反応が報告されています:
- 生ワクチン:アナフィラキシー、無菌性髄膜炎、紫斑病
- 組換えワクチン:ショック、アナフィラキシー
※接種後に異常が見られた場合は、接種した医療機関にご相談ください。
■ 定期接種の助成対象者について
対象者:以下いずれかに該当し、福岡市に住民票がある方
- 令和7年度中に 65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳以上 になる方※制度開始から5年間は経過措置あり※令和7年度に限り、100歳以上も対象
- 60歳以上65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスにより日常生活がほとんど不可能な程度の免疫障がいがある方(身体障害者手帳1級相当)
実施期間:
令和7年4月1日(火)〜 令和8年3月31日(火)
■ 任意接種(福岡市独自の助成)
対象者:以下いずれかに該当する方
- 接種時に 50歳・55歳・60歳
- 令和7年4月1日時点で 50歳・55歳・60歳・65歳
実施期間:
令和7年4月1日(火)〜 令和8年3月31日(火)
備考:
・上記期間中に予約・申請していれば、3月31日を過ぎても接種可能
■ ワクチンの種類・接種回数
- 生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」):1回 皮下注射
- 組換えワクチン(シングリックス):2回 筋肉内注射(通常2か月以上の間隔)
※どちらか1種類を選択
■ 自己負担金
ワクチン種類 | 回数 | 自己負担金 |
---|---|---|
生ワクチン | 1回 | 4,900円 |
組換えワクチン | 2回(合計) | 24,000円(1回あたり12,000円) |
※自己負担免除の方は、証明書類を医療機関へ持参することで免除となります。