ダイエット服薬（リベルサス）
リベルサスとは
リベルサスとは、痩せやすい身体への体質改善が期待できる経口薬です。
服用により、インスリンの分泌を促進し、血糖値を下げてくれます。また、胃腸を調整する作用が、空腹感を防ぎます。
1日1回の服用で、食欲が抑えられて食事量が減り、無理のないダイエットにつながることが特徴です。これらの働きを持つお薬をGLP-1受容体作動薬といいます。
GLP-1は注射による投与が中心ですが、リベルサスは口から飲み込むだけでGLP-1を体内に補充できます。
痛みや苦痛がほとんどなく、より気軽にダイエットを始められます。
※処方は、完全予約制です。事前にお電話でご予約をお願いします。
こんなダイエットに挑戦したことはありませんか？
- 糖質制限ダイエット
- 断食ダイエット
- 食事制限
- 激しい運動
- ダイエットサプリ
様々な種類のダイエット始めても、強いモチベーションがないと中々続かないですよね。
特に食事制限を伴うダイエットはストレスの原因になりますし、つい誘惑に負けてしまうこともあります。
そんな悩みを解決してくれるのがリベルサスです。
そもそも食欲とは
食欲は脳の視床下部にある摂食中枢と満腹中枢によってコントロールさているものです。脳がエネルギー不足になると摂食中枢から「エネルギーを補給しろ」と命令が行きます。
また美味しそうなものを見たり食べ物の匂いを感じると摂食中枢が刺激を受け食欲が出ます。そして食事が終わりおなかがいっぱいになると、満腹中枢が働いて食欲が止まるという仕組みになっています。
食欲は胃や腸などほとんどの内臓に影響を受けるものになります。
また、体力が消耗している時や精神的な原因で食欲がなくなることもあります。
様々な要因で食欲は影響を受けるのでダイエットの気力だけで食事制限をするのは、至難の業と言えるでしょう。
リベルサスの効果（メリット）
食欲を抑える
リベルサスにより胃腸の働きがコントロールされ、いつもより少ない食事量でも満腹感を得やすくなります。
また、満腹中枢が刺激され、空腹感や食欲を抑える効果も期待できます。
特に食べ物の消化スピードを遅らせる作用により、糖分の吸収が緩やかになります。
食後の急激な血糖値の上昇を防ぎ、血糖値を下げてくれるのです。
カロリーを燃焼しやすい体質に
「食生活は変わってないのに太った気がする」「ダイエットをしても痩せられない」といった経験は、加齢による脂肪細胞の変化が関係しているかもしれません。
脂肪細胞には、脂肪を燃焼させる働きを持つ「褐色脂肪細胞」があります。
しかし、褐色脂肪細胞の数は加齢により減少し、働きも低下してしまいます。
一方、内臓脂肪や皮下脂肪を溜め込む「白色脂肪細胞」が増えるため、肥満につながるのです。
リベルサスには、褐色脂肪細胞にアプローチする作用があり、カロリーの消費や脂肪を燃焼しやすい体質をめざしやすくなります。
脂肪が増えるのを防ぐ
リベルサスには、インスリンの分泌を促進し、血糖値をコントロールできる効果が期待できます。
糖質が脂肪に変化されにくくなり、体内への吸収も抑えてくれます。
結果として太る心配が少なくなるのです。
リベルサスの副作用
リベルサスは服用により、以下のような副作用が報告されています。
吐き気・嘔吐・下痢・便秘（食べ物の消化・吸収スピードが遅くなるため）
→多くは2週間～3週間かけて徐々に改善されます。
めまい・頭痛・倦怠感・脱力感・ふらつき・動悸・体の震え・冷や汗・生あくび（低血糖症状）
→1日3回（朝昼夕）は何かしらを口にしましょう。少量でも構いません。ラムネやタブレットなど、気軽にブドウ糖を補給できる製品の携帯がおすすめです。
ただし、糖尿病治療薬を併用していない限り、これらの副作用が発生する頻度は少ないといわれております。
服用時の注意点
リベルサスの服用により、早い方は約3か月程度で体重減少効果が現れます。効果は脂肪量や元々の体質による個人差があり、少なくとも数か月は継続していただくことが重要です。
リベルサスは即効性がなく、効果を実感するには服用の継続があります。途中で服用をやめてしまうのではなく、長期服用を理解した上で治療に臨みましょう。
胃に食べ物や飲み物が入っている状態では、リベルサスの効果を十分に発揮できません。起床直後の何も口にしていない状態で、コップ半分ほどの水（120ml）でリベルサスを服用しましょう。その後30分～1時間程度は飲食をお控えください。
リベルサスを含めるメディカルダイエットでは、患者さんの基本摂取カロリーと消費カロリーがかけ離れすぎると、いくら治療しても痩せにくいままです。
まずは生活習慣を見直し、栄養バランスを考えた食事や適度な運動などを心がけましょう。また、十分かつ良質な睡眠により、ダイエットや美容に関わるホルモンが分泌されやすくなるなど、規則正しい生活の実践が大切です。
リベルサスを服用している期間中は、食事や運動の制限は基本的にありません。なかには、治療により食事量が増える方もおり、食生活の管理に注意が必要になるケースがあります。
リベルサスは個人輸入が可能ですが、粗悪品が含まれている可能性もあり、重篤な副作用が生じるリスクもあります。安全性の観点からも服用を中止し、クリニックでの診察や処方を受けましょう。
料金
| 名称 | 回数 | 料金 |
|---|---|---|
| リベルサス 3ml | 30日分 | 12,500円（税込） |
| リベルサス 7ml | 30日分 | 25,000円（税込） |
| リベルサス 14ml | 30日分 | 50,000円（税込） |
※未承認機器・医薬品に関する注意事項について
- 医薬品医療機器等法上の承認
…未承認 - 入手経路
…健康経営優良法人アルフレッサ - 同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無
…糖尿病の服薬としてサノレックス、GLP1 - 諸外国における安全性等に係る情報に関して：
…リベルサスと同一成分の注射製剤が、
アメリカFDAで肥満治療薬として承認されています。
よくある質問
リベルサスは保険適用されますか？
リベルサスは肥満治療に使用される時は保険適用外です。
しかし一般的には糖尿病の治療で使用されている薬になりますので、糖尿病治療の際は保険適用になります。
リベルサスは毎日同じ時間に服用する必要がありますか？
服用する時間が多少変わっても構いません。空腹の状態で服用することが重要です。
飲み忘れたり、服用前に飲食をしてしまった場合はどうすればよいですか？
その日は服用しないでください。次の日の空腹時から服用を再開してください。
1錠（14㎎）の代わりとして、7㎎を2錠服用することはできますか？
できません。１日1錠の服用になりますので効果を実感できない場合は担当医師にご相談ください。
リベルサスの服用後の食事は？
食事や飲料の摂取によって薬の吸収率が低下してしまうのを避けるため、リベルサス服用後は、30分~１時間は空けましょう。
妊娠していてもリベルサスは服用できますか？
妊婦、妊娠の可能性がある方、授乳中の方は服用できません。
また糖尿病治療薬を内服中の方、胃腸障害がある方、胃の摘出手術を受けたことがある方は服用できません。